テレビ業界の黄金期に人気脚本家として活躍した菊村栄は、元女優で認知症を患った妻・律子を献身的に介護したが先立たれる。律子は更年期に入り物覚えが悪いことに悩んでいた時期、ある批評家の酷評が引き金で女優引退を余儀なくされ生き甲斐を失い認知症を発症したのだった。栄は彼女の介護に専念するため、脚本家としては事実上の断筆状態となってしまう。そして、同居しながら介護に一切関わろうとしない長男の嫁との間にも深刻な溝が生じていた。
テレビ業界の黄金期に人気脚本家として活躍した菊村栄は、元女優で認知症を患った妻・律子を献身的に介護したが先立たれる。律子は更年期に入り物覚えが悪いことに悩んでいた時期、ある批評家の酷評が引き金で女優引退を余儀なくされ生き甲斐を失い認知症を発症したのだった。栄は彼女の介護に専念するため、脚本家としては事実上の断筆状態となってしまう。そして、同居しながら介護に一切関わろうとしない長男の嫁との間にも深刻な溝が生じていた。